Circulation of happiness
-幸せの循環-
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当社は1998年に石川県加賀市山中温泉にある山中漆器の故郷で創業しました。
前身の会社より引き継いだ年月を加えると半世紀以上のあいだ、
山中漆器の伝統産業に携わってきたことになります。
私たちは木地にうるしを塗布する漆器ではなくプラスチックに
ウレタン塗装を施す「近代漆器」という分野で、
その一翼となるプラスチックの素地をつくりはじめ、
近年はその素地を職人の手により装飾を施し表面を
さまざまな表現で変化させた「うつわ」をつくりはじめました。
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漆器とはその名の通りうるしで作られたうつわであり、
見た目の美しさだけではなく耐久性、保温性、抗菌性や堅牢性など
機能的に大変優れたうつわですが、「近代漆器」はさらに
現代の生活に合わせた耐熱性や耐熱水性、電子レンジ耐久性といった
機能を備えた大変優れた「うつわ」です。
また、山中漆器の特徴は9部門の工程に分かれた分業制で製品が
作られてきましたが、私たちは匠の技や成型技術などの
サーキュレーション化促進を目的に企画開発、成型、塗装の3部門を担い、
一貫した体制で生産工程を組織化した初めての会社でもあります。
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このたび、産地の未来を見据えた循環型のものづくりと、
「近代漆器」の魅力をより多くの方々に届けるために、
商社としての機能を加えた株式会社ナカジマを設立しました。
株式会社ナカジマは創業から変わらない想いを大切にしながら
「Circulation of happiness-幸せの循環-」を理念として掲げ、
「うつわ」を通して、携わったすべての人たちが幸せを感じることが
できる取り組みを続けていきます。
「ものづくり」への想い
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うつわ
「プラスチック製容器」と「うつわ」の違い。
同じプラスチック製品でもその原料の違いや塗装や
蒔絵による加飾によって製品は大きく変貌します。
そうした何かをプラスすることでプラスチック製容器ではなく
生活が楽しくなる「うつわ」をつくりたいと思っています。
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ぬり
450年の歴史がある山中漆器の地に当社は創業しました。
その受け継がれてきた塗りの技術や先人の知恵は
単純で平坦な「塗装」ではなく「ぬりもの」という職人の
手仕事が加わってできています。
その味わいのある製品はきっとあなたの心を和ませると思います。
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素材
すでに30年以上前から新しい素材を求めつづけているわたくしたちは、
常に時代に合った高機能で安全な素材でものづくりをつづけています。
耐熱性や耐熱水性に加え電子レンジ耐久性に特化した素材。
回収されたペットボトルをリサイクルし原料として 生まれ変わらせた素材。
などわたくしたちの暮らしを豊かにしたり、
地球環境に配慮したりする素材で製品を作っています。
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山中漆器の産地
美しい山、澄んだ川の自然豊かな石川県
加賀市で誕生した山中漆器。およそ400年前、
木地師の集団が移住したことに始まります。
山中温泉の湯治客へのお土産物として造られ、
塗りや蒔絵の技術を取り入れ、産地として発展してきました。
現代ではライフスタイルに合わせ、合成樹脂に
ウレタン塗装を施した、合成漆器の生産も行っています。